沖縄県 うるま市 勝連城跡(カツレングスク)
2007年 07月
13-14世紀に造られたといわれる城の跡地。首里城などと共に世界遺産に入っている。高台の城跡内にある嶽(ウタキ)は荘厳で青い空と海を背景に眺めれば、それはまさに天空の城。斎場御嶽と並ぶ沖縄最高の聖地といえます。
駐車場に車を止めて緩やかな坂を登っていきます。 | 40度に近い、溶けるような真夏日でした。 |
目の前に見えてきたのは美しい城跡。 | 低いところから順に三の郭、二の郭、一の郭と呼ばれています。三重構造のような造りということ。 |
石の階段を登ります。かつての城がとても美しかったことを想像させます。 |
二の郭です。これほど立派な嶽(ウタキ)は斎場御嶽以外知りません。 |
当時ここには正殿が立てられていたそうです。基礎石が美しいまま残っています。 | 円形の基礎石も美しいです。 |
二の郭はとても広く、嶽(ウタキ)は祭壇のように一段上の場所にあります。 |
雄大な絶景。 |
一の郭。周りには何も遮るものがなく、絶景が広がります。天空の城のようです。 |
勝連城跡の最も高い所となっている一の郭です。 | 一の郭にも御嶽(ウタキ)があります。かなり神々しいです。ここからは大和系の瓦が大量に出土したそう。立派な正殿が立っていたのでしょう。 |
日が暮れます。 |
この入り口には、当時、大きな木造の楼門(ろうもん)も備わり、城内の祭祀行事が営まれたそうです。 |
入り口の広間には井戸(カー)がたくさんありました。井戸は沖縄では神聖な場所です。 |